chezabiのブログ

旅が好き。グルメもワインもポイントも。

バンコク  困った時はインド人

     

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お正月はバンコク、ついでに台北でストップオーバー。
バンコクでは優雅なティータイムもしましたが、基本はマーケット散策と裏道歩きです。

BTS(鉄道)の1日パスを買って、あっちこっち。
スクンビット線の最終駅で降りてポチポチ歩いていると、いい匂い。

おばさんにあれこれ聞いても全然通じない。
英語がわからない?チキンもわからない?
(鶏肉=アヤムくらい、私も知っていたのだが)
    
そこでインド系のおじさんを捕まえて、通訳を頼み、ご飯にありついた。


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外国で現地の言葉で困ったときはインド系を探す。
これが一番手っ取り早いのだ。

この駅で降りたのはジム・トンプソンのアウトレットに行くためだったのだが、買ったものはやがてトラブルになるのだ...

     

         つづく 


旅 ランカウイの休日

   

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毎日、ランカウイに溶け込んでいました。
ホテル敷地は広く、花が咲き乱れ、動物に癒されていました。
ホテル棟はなく、高床式住居が点在するマレーシアっぽいリゾートホテルでした。
私達が滞在したのは外階段を上った2階。1階は2部屋ぶち抜きのスウィートルームらしい。

  
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こんなにのんびり暮らしていいのでしょうか。
毎日、何をするでもなくホテル内で過ごしていました。
やることといったら散歩、読書、食事。あぁ~、パラダイス。

   
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ホテル内の朝食はアウトドアで取りました。
泊まった部屋がクラブルームだったので、夕方のカクテルサービスがついていました。
日本人の胃袋では、このくらいのおつまみとドリンク飲み放題がついたらおなかいっぱいです。

   
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それでも、夜にかけては散策を兼ねて歩いてパンタイチェナンで海鮮に舌鼓。エビ好きの私は大満足。100g16RM(500円くらい)車えびもロブスターも蟹もおなじくらいの値段でした。
    

かなりレベルは高く、お店もヨーロッパ系のお客さんで大盛況でした。
うわさの「オーキッド・リア」も美味しかったけれど、「プトマヨ」というヒュージョン系レストランの味が私はとっても気に入りました。
夫はビールが飲めるオーキッド・リアの方がいいそうです。
ビールが飲めるレストランは、そう多くはないのです。むしろほとんどありません。

    
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旅の楽しみは市場。マーケット。
日替わりなのですが、土曜日は一番盛大だというクアで行われているマーケットでいろいろ買い込みました。

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おっ!ドリアン見っけ!
へーっ、驚きました、ご飯の上にドリアンをごろっと載せたドリアンライスだ。
ホテルはドリアン持込禁止だし、ドリアンおかずのご飯には食指が動かず...
でも、いろいろ買っちゃいました。

安い。楽しい。フルーツもたくさんありましたが、マンゴスチンなどは旬ではないのでは?そう思いましたが、1キロ5RM(150円くらい)なんですから、マンゴスチン、マンゴーなど買わずにはいられません。
いろいろ買って帰り、お部屋で豪華ディナー。

  
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結局、いつも食べるものばかりに執着した日記になってしまいます。

ついでに、マレーシア航空のビジネスクラスはどなたにもおススメです。自分じゃ買えないけど。

クアラルンプールのゴールデンラウンジは特に世界中のラウンジの中でもトップレベルといわれ、その広さ、豪華さ、食べ物や飲み物の豊富さ、シャワーの使い勝手、笑顔のサービス、どれをとっても大満足です。
もちろん、無料航空券でもらったチケットでもサービスは同じです。4万マイルでいただけるチケットとしては最高だと思います。(昨年までは3万マイルで貰えた)

   
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搭乗するとサテのサービスが。食べすぎ禁物。
その後のご飯が食べられません。

フォトもご覧くださいね。


旅 ランカウイの自然

   

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ホテルのお部屋から見えるビーチ。木を刈り込んで形を作ったパラソル


いろいろトラブルはありましたが、お正月はランカウイで過ごしてきました。
アジア独特の「ゆるさ」「まったり感」は日本人には非日常なわけでして、帰ってきたくなかったです。





ホテルには午前中に到着したので、部屋は掃除中でした。で、フロントに荷物を預け、フルーツパークに行ってみました。


案内のおじさんは面白写真を心得ていて、撮った写真は巨大パイナップルを担いだ夫、サングラスをかけたジャックフルーツのカップル、爆笑写真ばかりだ。
    
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グッド(上向き矢印)
写真は一緒に周ったイラン人夫婦。クアラルンプール在住で、日本にも行ったことがことがあるといい、その時の話で盛り上がりました。イランの批判などしていたので、ちょっとヒヤヒヤしました。
奥様はヨーロッパの方ではないかしら...話の内容から、そんな気がしました。

翌日はランカウイ倶楽部のマングローブクルーズへ。
因縁のタンジュン・ルーホテルを沖から見ながら、コウモリの島に接近。その後、猿、とんび、水トカゲなど動物がたくさんいる川に逆行。
雄大な断崖を見ながら、ふと思ったこと。「ハロン湾みたい?」

   
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切り立った崖は赤銅色の筋が入り(鉄分が多いのでしょうか)、見事な景観でした。
海のハロン湾と比較しては申し訳ないけれど、私はこちらの方が断然好き。

 

そんなに風が強いとは思えなかったのですが、ランカウイケーブルは3日目にしてやっと乗れました。急な傾斜を一気に、それもケーブル1本でヒューッと上がると、すばらしい眺望が待っていました。
      

眼下の海はどこまでも青く、その先には隣国のタイが見えます。
写真を撮りながらはしゃぐ私に夫が一言。「危ないよ、落ちるでしょ。よく、こんな高いところで平気だね」
「あのね、背が高いと柵から体がたくさん出て、落ちそうなの!チビにはわからないんだよ、この不安定な怖さが!」
私と身長差30センチの夫の弱点に大笑いしました。

   
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空と同化している碧い海と島

  つづく


白い温泉(万座) 軽井沢

  

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浅間山はふもとまで真っ白。新雪はフワフワでした。
雪を見ると子犬のようにはしゃいでしまいます。


数年前、「白濁の湯」が売り物のある温泉が源泉がそれて透明になった。

慌てた温泉宿の主人は、何と「草津の湯のもと」を密かに入れてお客を騙してしまった。大きなニュースだった。

何故か、温泉は白濁が人気がある。
その効用は知らないが、「効きそう」という人が多いのも事実。

単純な夫もその一人。
疲れが溜まっているようだし、珍しく二人の休みが重なったので万座温泉に行って来ました。

3年前の火山の噴火で源泉がそれ、今は草津より万座のほうが濃いようです。

温泉は混浴で女性はバスタオルを借りて体に巻きますが、男性は小さいタオルで隠します。
撮影禁止なので写真はホームページから借用。

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ところで、予想外の寒波で万座は積雪でした。
ノーマルタイヤでは通行止め。前日からの宿泊者は滑り止めを持っていない人が多く、足止めされ連泊した模様。

  
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禁煙ルーム確約の万座高原ホテルでしたが、お部屋は合宿所みたい。
ご飯はビュッフェで、プラスティックのトレーがチープで給食みたい。笑ってしまいましたが、まあ問題なし。高原野菜が美味しく、味噌をつけてバリバリいただきました。



前日は旧軽井沢を散策。

  
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雲場池ですが、コントラストが難しく、小さいカメラでは写真がきれいに撮れません。影になっている池は真っ黒に写ってしまうか、紅葉の色が薄く写る。カメラの腕がないのが残念。



狭い日本ですが、秋と冬を堪能できました。

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旅行  ボルネオ ローカル編

          

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何度もリピートしているボルネオ島、コタキナバルから帰ってきました。
今回、初めてラフレシア(世界最大の花)を見ることができました。
匂いが強いと聞いていましたが、そんなことはなかったです。
近くにつぼみもありましたが、まるでマッシュルーム。
地面に直に咲いて不思議。


今回は地元密着型のお楽しみが多く、マニアックな旅になりました。
必ず行くのは市場。必ず食べるのは地元産のフルーツ。
持って帰れないけれど、堪能しましたよ~。

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特にドリアンは、リバークルーズに行く途中の農家のおばさんから買いましたが、ねっとりと甘く、本当に美味しかったです。
主人はドリアンが苦手ですが、こんなに美味しかったのか!
と感激していました。
それと、その後ビールを飲んでも大丈夫でしたよ。(夫で実験)
死ななかったです。


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田舎の市場も面白かったです。家でお酒を作るための麹を売っています。
お酒はいわゆる ドブロクのようなもので、酒屋で売っていました。
その味は梅酒のような芋焼酎のような感じ。なかなか美味しい。
それを蒸留したものも売っていました。
もちろん買いましたよ、経験の為。

私はタバコは苦手で吸いませんが、ローカル市場にはタバコの葉とそれを巻くワラのようなものが売られています。
これも夫に実験してもらいました。
「焚き火の味がする」???

他に ココナッツと卵で出来たカヤジャム(缶)を買いました。
これらはかなり安い値段で売られていて、現地でのお楽しみです。

蘭の問屋も見学しに行きました。花好きには面白いです。

そして海鮮も美味しい。

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水槽の魚介類を選んで料理法を相談。たいていはシンプルで素材そのままを味わう。
ロブスター。エビ、シャコ、野菜、チャーハンを堪能。
日本では高い海鮮。ロブスターは外せません。

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セドコの屋台街でも海鮮を食べました。
(キナバル、ポーリンの帰りに海鮮ディナーがついたお得な個人ツアーに参加)
サイトで有名な双天もありましたが、地元の方おすすめのお店でいただきました。
美味しかったのですが、蟹はやっぱり食べにくい...


現地の ミドリさんがイスラムのモスクに連れて行ってくれました。
初めてイスラムの服を着てモスクの中を見せてもらいました。
男性用モスクの中は金で施された装飾でピッカピカ。
女性用のお祈りの部屋はかなり質素。

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あとはホテルから出航する船で島に渡り、お肌の老化のことは忘れて魚と戯れ、ホテルに戻ってプールとカクテルのハシゴ。
    

あぁー帰りたくない!


コタキナバルという所は治安がよく、のんびりしていて日本人にはとても合っていると思います。
暑いけれど、日本ほど湿気が多くないように感じます。
ここで老後を過ごすのもいいかもー。

次にボルネオを訪ねる時はクチン、スカウを堪能したいなぁ。
こちらの個人ツアーでまたお願いしたいです。
http://borneo-tabi.com/

そうそう、毎日、夕陽がとても綺麗でした。

     
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日光

先週、大内宿の翌日に日光を散策してきました。

大人になってからの日光はとぉーーっても面白かった!

特に素晴らしかったのは一番奥まったところに家光が建立した
大猷院(たいゆういん)。

大猷院は家光が将軍家康を崇拝して、東照宮より目立たないようにこの寺院を建てたのですが、黒と金を基調とした素晴らしいデザインはセンスがよく、実に私好みの渋さ。
 
驚いたのは、360年前の家光の位牌が拝観でき、中学校の教科書に載っている狩野派が描いた絵が修復なしに近くで見られることです。
当時の大名からの贈り物がそのまま畳の上に置かれています。

この建物を守る為、東西南北に4体の神様が立っていました。

     

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     夜叉門の「うまろきゃ」様です。

足に象が見えます。
象はイバラが生えていても力強く前に突き進む。
どんな困難にも打ち勝つ、という意味?
「ひざこぞう」の語源ともいわれているそうです。

左手に弓、右手に矢を持ち、これが破魔矢の元といわれています。
(他の地でも、元祖と聞いたものがある...)

破魔矢は困難に打ち勝つために矢の先を上に向けて飾るのが正しいそうです。
ありゃ~、私、そのまま置いたり、横にしたりだったワ。
何をやっても八方塞りの時は矢を外に向けて玄関に飾るのだそうです。
ここの破魔矢は一生飾っていい、というので一本買いました。

他の像の足?スパッツ?これも変です。イルカ?魚?
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東照宮は世界中から観光客が来ているようでした。

余計なことですが...私、ヒンドゥーの寺院を見ているような気がしました。
想像上とはいえ、ゾウや色々な動物がたくさん屋根や壁に施されています。
陽明門の壁には立体彫刻がきらびやか。 三猿の意味もあらためて実感

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子供には悪いものを与えてはいけない。(フムフム)
一生をストーリーにした彫刻絵物語で、出産、子供のしつけ、恋に落ちる猿などが壁に順番に施されている。


大人になって初めてわかる歴史の面白さ。
久しぶりにお勉強した、充実感。

子供の頃の修学旅行で私はいったい何をしていたのでしょう。    

大内宿 ねぎそば

          

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「あっ、あそこに死体が!」

名探偵浅見光彦シリーズが好きな友人に付き合ってきました。
サスペンスドラマを見すぎです。

塔のへつりは100万年の歳月をかけて侵食と風化を繰り返してつくられた景勝地。「へつり」とは東北弁で「崖」の意味だそうです。

          
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塔のへつりから割りと近い大内宿でタイムスリップしてきました。

ここの名物は ねぎそば です。
ふつうのねぎそばではありません。
ねぎ1本で食べる郷土料理です。
ねぎをかじりながら、箸として食べるそうです。

箸は言えば貰えるので、安心を。


カメラを構えていると、ちかくの男性グループが
「写真撮って、プロフに載せてよ」と声をかけてくれました。
私がねぎだけをアップで撮ろうとすると、こちらを見てニッコリ。
あのぅ...ねぎだけでよかったんだけど...アリガトウ。

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大内宿は茅葺の民家が立ち並び、地元食材を使ったおやつを家族に振舞うように軒先に並べ、売っている。
民家は左右を水路と道で隔てられ、水路にはラムネやビール、キュウリなんかが冷やされていた。


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「冷たいキュウリくださーい」
水路の採れたてキュウリを20円で買うと、家の脇から
「お茶飲んでってよー」と声がかかり、そこにはさまざまな
つけみそがあり、キュウリはあっという間になくなった。

じゅうねん(えごま)味噌が美味しかった。

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つづく