大内宿 ねぎそば
「あっ、あそこに死体が!」
名探偵浅見光彦シリーズが好きな友人に付き合ってきました。
サスペンスドラマを見すぎです。
塔のへつりは100万年の歳月をかけて侵食と風化を繰り返してつくられた景勝地。「へつり」とは東北弁で「崖」の意味だそうです。
塔のへつりから割りと近い大内宿でタイムスリップしてきました。
ここの名物は ねぎそば です。
ふつうのねぎそばではありません。
ねぎ1本で食べる郷土料理です。
ねぎをかじりながら、箸として食べるそうです。
箸は言えば貰えるので、安心を。
カメラを構えていると、ちかくの男性グループが
「写真撮って、プロフに載せてよ」と声をかけてくれました。
私がねぎだけをアップで撮ろうとすると、こちらを見てニッコリ。
あのぅ...ねぎだけでよかったんだけど...アリガトウ。
大内宿は茅葺の民家が立ち並び、地元食材を使ったおやつを家族に振舞うように軒先に並べ、売っている。
民家は左右を水路と道で隔てられ、水路にはラムネやビール、キュウリなんかが冷やされていた。
「冷たいキュウリくださーい」
水路の採れたてキュウリを20円で買うと、家の脇から
「お茶飲んでってよー」と声がかかり、そこにはさまざまな
つけみそがあり、キュウリはあっという間になくなった。
じゅうねん(えごま)味噌が美味しかった。
つづく