chezabiのブログ

旅が好き。グルメもワインもポイントも。

ハロン湾クルーズ  タペストリー

     

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ゴールデンウィークカンボジア旅行の際、念願のハロン湾クルーズにいってきました。

ハロン湾はご存知の通り、「龍が降りた」という意味。
中国の度重なる侵略に悩まされていた時代、この地に天から龍が舞い降り、口から宝玉を吹いて外敵を打ち破ったという。
この宝玉が海面に突き刺さり無数の奇岩に変化し、その後も外敵の侵入を防ぎ続けていると言われている。

水面に林立する奇岩群。
海の桂林とも称され、ベトナム内外からの観光客でごった返していた。

クルーズ船は見た目は結構豪華だった。
乗り込む時は入り江の汚れた水面に浮かぶ船をいくつも足場にした。

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湾のシンボルという闘鶏島は二羽の鶏が向かい合っているように見えるらしい。(私にもそう見えた!) 

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翡翠色に輝く水面を静かに進みながら、シーフード満載のランチタイムとなった。
これが、なかなか美味しい。
ハマグリ、エビ、いか、魚など、本当に美味しくて写真に撮るのを忘れるほど夢中で食べてしまいました。
もちろん、シーフードの他にもベトナム風春巻きなども次から次へと出てきて感激でした。

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唐辛子と塩、そしてライムを搾って食べます。(写真は4人分)

ガイドに「ハロン湾は美味しかった、という日本人がいますが、先ずは景色を見てください。」と言われたが、本当にそうだった。美味しかった。

舟は一旦止まり、鍾乳洞散策をしたが、興ざめだった。
赤や青、緑にライトアップされているのだ!
洞窟の中は蒸し暑く、日本の鍾乳洞の方が風情があっていいなぁ。


ところで、ハノイからハロン湾に向かう途中、ベトナム戦争時の枯葉剤の犠牲となった子供達の作業所に寄った。        

そして、私は息を飲むほど感動した作品に出会ったのだ。

     
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           30cm×50cmくらい

ひと針ひと針、根気強く針を刺し、五ヶ月かかったというこの作品に圧倒されてしまった。
(現在、我が家にかざっています。)

歴史は今も悲しく影響を残し、子供の手は奇形が多かった。
彼らは刺繍や彫刻の技術を身につけ、将来に備えているようだった。

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ハノイは実は今年のお盆にマイレージでチケットを貰うことになったのだが、ハロン湾に行ってしまったのでキャンセルして、他のリゾートに変更したいと思っています~。